吐き気にならない予防法

日常生活における吐き気の予防は、消化器をいたわることそのものです。胃や腸に優しい生活を送ることで内臓の健康を保ち、その結果として吐き気が起こるような消化器異常を防ぐことができます。具体的にはやはり食事とストレスへの対策が軸になります。

 

胃腸をいたわる食事では、脂質・アルコール・そして食べる総量を適切に制限することが重要です。脂質は消化に時間やエネルギーがかかる栄養素であり、脂質過剰の食事を繰り返していると胃腸はすっかり疲弊しています。

 

また胃酸を大量に分泌する必要があるため、食事内容によらず胃酸分泌が多くなる体質になってしまい、胃酸過多から胃炎や吐き気が引き起こされるようにもなります。アルコールの分解中は消化酵素の働きが妨げられるため、消化に悪い脂質の多いつまみとアルコールの組み合わせはより一層胃に負担をかけます。量を食べすぎると胃に悪いことは言うまでもありませんね。

 

食事とともに注意したいのはストレスです。ストレスは副交感神経を刺激することで胃酸分泌量を過剰にし、胃粘膜や胃壁を傷つける大きな原因となってしまいます。

 

ストレスによる胃酸過多は食後だけでなく空腹時も続くため、特に空腹時の胃痛や吐き気がある場合はストレスが疑われます。同じメカニズムによるストレスからの症状に高血圧や不眠、肩や首などの凝りがありますので、これらを併発している場合は病院で見てもらうべきです。最近ではストレス外来のある病院も増えてきています。