吐き気が原因の病気

吐き気は食事の問題や一時的な体調不良などによっても引き起こされるものですが、消化器関連の疾患の一症状として発生することも非常に多いものです。基本的に吐き気というのは体からのそれなりに重度の危険信号のようなものですので、たかが吐き気と思わず場合によっては病気の可能性も疑わなければなりません。

 

吐き気の原因として多いのが胃炎です。胃炎には急性胃炎と慢性胃炎があり、急性胃炎は食べすぎ飲み過ぎなどによって一時的に起こるありふれたものですが、慢性胃炎はストレスやピロリ菌感染といった根の深い問題が隠れている場合がほとんどです。

 

急性胃炎の場合はとにかく胃に負担をかけないよう努め休養を取ることで多くは改善しますが、慢性胃炎の場合は原因をしっかり治療しなければなりません。慢性胃炎を放置すると障害における胃がんの発症率が胃炎のない人と比べ一桁高くなってしまいます。

 

胃炎や腸炎が進行し胃潰瘍や十二指腸潰瘍となると、激烈な痛みや吐き気をもたらします。明らかに尋常ではない吐き気が現れ冷や汗が止まらない場合、消化器の潰瘍が疑われます。特に慢性的な胃酸過多の方はハイリスク群ですので、胃酸過多は強い症状が出る前に対処しなければなりません。

 

他に肝炎や膵炎など臓器の炎症も吐き気の原因となります。特に食の健康をあまり気遣わない中年以降の男性に多く、進行してしまうと治療のしようがなくなってしまいますので、予防するに越したことはありませんが少なくとも症状が現れるほどになったら治療に本腰を入れなければなりません。